【Vn】練習第5歩 見える化
- 2020.07.30
- ■ヴァイオリン生活百景
iPadアプリを使い倒す
自宅でも(レッスンでも)調弦には、「楽器チューナー Lite」というアプリを使っている私です。
そういえば・・・以前、どこかで、弦楽器の倍音は高音域まで出ている、という話を聞いたか読んだかしていて、確認してみたくなりました。そこで、登場するのがまたアプリです。現在いろいろなアプリが出ているので、お気に入りのを選べるのですが、私は、以前から「SpectrumView」を使っています。
これで、ピアノとヴァイオリンの倍音を見てみよう♪
ヴァイオリンの倍音すごい!
ということで、さっそく、弾いてみました。
比較のために、ピアノもヴァイオリンもD4の単音です。
(ヴァイオリンは開放弦しかできないものでねw)
ピアノの場合
D4を一本指で、ポーン、ポーンと鳴らしてみた。
5700hzあたりまで、倍音が鳴ってますね。
ヴァイオリンの場合
さて、いよいよお楽しみのヴァイオリンの場合。
超初心者が、格安入門セットのヴァイオリンでD線(開放弦)で弓を引いただけです。
7000hzあたりまで、ハッキリ、くっきり出ています。
ちなみに、画像の左端に出ているのは、この前に弾いてみたピアノの音ですけれど。こうやって見ると、一目瞭然です。
これがオケとなると、何人もヴァイオリン奏者がいて、ピッチも(合ってる範囲内で)少し違って・・・それが高音域の倍音まで影響するのだから、そりゃ音の厚みというか立体感がケタ違いなのも納得です。
<ヴァイオリン、もうひとつの発見>
しかも、この図では、音量も色でわかるのですが、ピアノは時間とともに赤(音量大)から黄色(音量小)に減衰していくのがわかります。それに対して、ヴァイオリンは、超初心者の私でも弓を引いている間、同じ強さを維持できるのです。(まぁ、私はへたくそだから、フラフラしているわけだけれどw)
こうやって見ると、ほんと、ヴァイオリンというか弦楽器の特性がよくわかります。
楽器の特性を知ることは大事だなぁ・・・(しみじみ)
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