聴いてきた♪ サー・アンドラーシュ・シフ

巨匠の音楽に触れる

サー・アンドラーシュ・シフ
@所沢ミューズ  アークホール

何かを書こうとしても、なかなか文字にならなくて。
ただ、品格のあるとてもよい音楽に包まれた「3時間」でした。

オペラシティは本人による「解説つき」ということだけで、詳細なプログラムは明示されていなかったので、(しかもチケット代、お高いです・・・orz)
シフなので、ハズレはないとは思いつつも逡巡しているうちに取り損ね(オペラシティはB席しか考えておらず・・・w)、やっぱり行くしかないよなぁ・・・と、もはや選択の余地はない状態で8月末になってからポチったのが所沢ミューズ。

うちからは、まさに「行きは良い良い、帰りは・・・」な所沢。電車の乗り換えが行きはスムーズなんだけど、帰りは階段上ったり降りたり延々歩いたり、と心理的に非常にしんどい場所であります。オペラシティなら乗り換えなしで行けて(時間かかるのさえ気にしなければ、京王相模原線は京王新線・都営新宿線に直通ですし)、初台駅直結ですから、1時間あれば余裕で着けます。
所沢ミューズは、乗り換え4回(しかも、一番長く乗る南武線以外は、10分未満の乗車で乗り換え・・・orz)、航空公園駅から徒歩10分。
そういう苦労はありますが、やはり、チケット代にはかえられない・・・このチケット代でシフ様の生音を聴けるのはありがたすぎます。

本日の席は3階正面の最前列。視界良好。金網ありませんしw

極上の音楽

本当に、すべての音楽が極上の最高級品。バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン。奇をてらったものなど何もなく、ただ、呼吸に乗せて音のひとつひとつを運ぶ。休符までもが呼吸している。意思のない音は何一つなく、すべてシフの音。

後半はモーツァルトからそのままシューベルトへ。シューベルト、なんというか楽器が歌ってるような。4楽章それぞれがキャラ立ちしている作品が、シフを通じて本当にいろんな表情で。

アンコール、ブラームスのOp.118-2、モーツァルトK.545の1楽章、バッハ平均律1-1。

実際のところ「ほよ?」と思う箇所もありましたけれども、そういうのがまったく気にならない。音楽はただ前にだけ進んでいく。

そして、不思議なことに・・・普段、客席の騒音には神経質なはずのわたしですけれど、今日に限っては、周囲の騒音は耳に入るのですが、シフの音楽が「ほら次のフレーズいくよ」と引っ張ってくれているような・・・? 今日ほど客席の騒音が気にならなかったコンサートもないなぁ。

けど、さすがに、後半のシューベルトのソナタの最後、響きがまだ残っている途中でフライング拍手したひとにはゲンナリしたかな。聴こえてないわけないでしょ? 残響が変化しながらゆーっくりと消えていくのをみんなの耳が見守っているのに・・・orz 安い会場はこういうのがあるから・・・いや、安いといっても5300円ですよ・・・1000円じゃないんだから・・・orz

所沢ミューズの有料会員になってみた

プログラムはさみこみのチラシを見て、思わず、所沢ミューズの有料会員になりまして(笑)
12月の福間洸太朗さん、3月の北村朋幹くんのオール武満プログラムを買いました。(年会費のモトがとれたようですw)
武蔵野が最近、ちょっと私の好みと乖離してきているので、今後は所沢に通うのか・・・。
(遠いぞ・・・orz)