聴いてきた♪ 調布国際音楽祭2022~オープニング~

(調布駅の壁にでっかく掲示されたポスター)

調布国際音楽祭、始まりました♪

毎年恒例の調布国際音楽祭。BCJ中心のクラシック音楽祭です。

正確に言えば、昨日から始まってるんだけど(何やら作曲がらみのトークショーだったらしい)、別用があったのでパスして、今日から本格的に参戦。

本日は「オープニング」です。

調布国際音楽祭は、毎年通っていて、すっかりわたし的には年中行事になってます。例年、6月の1週間はこのためにまるっと空けてあるくらい。

で、「オープニング」というのは、セレモニーでもありまして。

調布市長、財団理事、監修(BCJ鈴木雅明氏)の3名が、ご挨拶されるというもので、年によってはエンブレム制定記念でそっち方面のアーティストさんの紹介とかもあったり・・・と、セレモニーがまずあって、そのあと音楽の演奏がちょこっとあって・・・という感じだったのですよ。

5年くらい前は、まだ、公民館(調布たづくり)の1階ロビーで無料でやっていて、演奏はといえば、鈴木優人、森下唯 両氏のピアノ連弾(ロビーのアップライトで、観客に背をむけて演奏w)で、譜めくりの際中に楽譜をはたき落としてしまう事件とかもあって「手作り感」満載の、いい感じのローカル感もアジな、そんなセレモニーでした。

気が付けば、グリーンホールで開催されるようになり、気がつけば有料になっていて・・・それでも、確か1000円くらいだったんじゃないかなぁ。だって、セレモニーですもんね。

ところが、今回の公演プログラムが発表になったとき、正直、びっくり仰天しましたよ!

えええええええっ!

オープニングが・・・セレモニーが・・・SS席6000円?

「かてぃんず」対策はチケとりから始まる

オープニングがそんなことになっちゃったのは、「かてぃん」こと角野隼斗くんですわね。

で、考えるまでもなく、この調布国際音楽祭に「かてぃんず」が来襲することは明白で。つまり、チケ発売初日のチケ取りは熾烈を極めることになるのは予想がつきます。

ということで、あらかじめ、座席を熟慮(・・・するまでもなく、サクッと決めたけどねw)して、事前にチケット販売システムで、最短の手順をシミュレートした上で、発売と同時に席ポチ! 勝ったわ。

ということで、私がポチったのは、2階最前列の中央。(もちろんSS席)

ここだと、1階の客席が視界に入らないのです。「かてぃんず」が何をしようと(音は聞こえてしまうかもだけど)視界に入らないというのはすごく大事♪

チケットはあっという間に完売。

予想はしていたけれども、みごとなまでの「かてぃんず」のチケ取りぶりを目の当たりにしましたわ。

ともあれ、チケットは確保できたので、当日を楽しみに待つことに。

(しかし、SS席6000円・・・アートプラス会員でも5500円というのは、「セレモニー」としてどうなん?という気はものすごくします)

「かてぃん plays ラプソディー・イン・ブルー」

内容自体は、明明(明治大学附属明治中学、高校)吹奏楽部のスターウォーズで始まりました。

明明出身のホルン奏者・福川伸陽さんもオンステ。スターウォーズの指揮は、鈴木「正」人さんという明明の先生。

福川さんが鈴木「正」人先生と、鈴木「優」人さんをつないだらしいと、どこかで見た気がする。すごい縁ですよね。

どうでもいいけど、来月だっけか、鈴木優人さんは「鈴木」まみれのコンサートやるらしいけど、きっと、ここから思いついたんではなかろうか。(根拠なしの邪推だけど、あながち外れてないと思うw)

スターウォーズのあと、市長、財団理事、BCJ鈴木雅明さんのご挨拶。

市長さん、「調布市が続く限り、音楽祭も続きます」と言ってくれた! この市長さん、かなり実行力のある方だとお見受けしています。 なんせコロナワクチン、この近隣一帯の自治体の中でダントツの推進力でしたもの。ほんと、このへんの自治体、全部、調布に吸収合併されたほうがいいんじゃないかと真面目に考えています。で、この方がそう言ってくださるというのは、すごく重みがあることで。
「調布に鈴木(雅明)さんが住んでくださってるからこそ、実現できている音楽祭」とも。そうそう、ハコだけあってもこれだけのクオリティの音楽祭はできませんものね。それをやっていく人がいるからこそ。さすが、調布市長さん! どうせなら、調布音楽祭にもっと予算をつけていただければ、チケット代安くなるかな~とか考えていた。ぜひぜひ、予算の上積みを♪ そうそう、BCJの紹介したんだけど、「バッハ・コレアム」と。お茶目な”いいまつがい”もご愛敬。

財団理事さん・・・去年までは欠席されて代理の方が挨拶されてたのに、今年はご本人が降臨。これも「かてぃん」効果でしょうか。しかし、原稿棒読みの上に、N響を略さず言いたかったんだろうね、「NTT………NHK交響楽団」・・・いや、これって、あの紅白歌合戦の「美空~」事件級では?

そんな政治家先生、お役人のあと、鈴木雅明氏がパワーあふれる言葉で音楽家ならではの挨拶を。

そして、澤乃井の樽を鏡開き。

挨拶タイムが終わると、いよいよ「かてぃん」の登場。

鈴木優人さんと「かてぃん」の出会いは1年半ほど前の「題名のない音楽会」だったそうで。

前からそんな感じはしていたけれど、あの番組、優人さんが共演者を1~2年後の調布につれてくる釣り場になってるのねw (ということは、最近、「題名」で優人さんと共演した人は、来年とか再来年の調布音楽祭に来られるのかもしれません?)

「かてぃん」はカプースチンのトッカティナーナを軽々と演奏。

う~ん・・・「遠い」なぁ。なんか、ピアノの音が飛んでこない。まぁ、ここのホールは最近の音楽専用ホールではなく、ずいぶん昔に建てられたものだから仕方ないといえばそうなんだけど・・・。それにしても音が飛んでこない・・・。

再び、優人氏と公爵(←森下唯氏のことねw)が出てきて、「かてぃん」と3人で(おそらく台本はあるのだろうけれど)軽妙なMC。

そして、公爵編曲の「ゲゲゲの鬼太郎」2台ピアノ版の演奏。

これ、去年は公爵のソロ版で聴きましたが、今回は、「かてぃん」の良さを引き出そうというのが随所に見え隠れする編曲な気がしました。きっと「かてぃん」が即興でいろいろやった部分もあるかもしれない。それは公爵と「かてぃん」しかわからないことなんだろうな。

この頃には、ピアノが「遠い」印象はなくなってたかな。

後半はいよいよ「ラプソディー・イン・ブルー」。

今度は、鈴木「優」人氏の指揮で、明明の吹部、ソリスト「かてぃん」。

で、まぁ・・・これは、こういう音楽をこういう編成でやるときについて回る課題なんだと思うけれども、ソロとか掛け合いのところはいいんだけれども、一緒に鳴らすとこで吹奏楽が元気に張り切っていくと、「かてぃん」のピアノが埋没してしまってたな・・・。(これは、数年前に、やはり、山下洋輔さんがこの吹奏楽と一緒に「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏されたときにも感じたこと)

ただでさえコロナ禍で演奏機会がなくなってしまっていた学生さんたちなので、ひとりでも多くオンステしてほしいし、それでいいんだと思う。

で、やはり注目、注耳は、「かてぃん」のやりたい放題のソロパート。

ぶっちゃけ、楽しい(笑) ピアノも自由に操り、鍵ハモ、チェレスタ、と大忙しで、好きにアレンジして弾いちゃってて・・・。彼は本当にミュージシャンなんだなぁ。

大盛り上がりでフィニッシュ。

アンコール1曲目は、英雄ポロネーズ。

ここで、「かてぃんず」さんたちは、最初の半音階スケールが終わったところで大喝采なさる。
曲が始まってからでも、おかまいなし。

2曲目は、「アイ・ガット・リズム」。

「かてぃん」のアレンジいっぱいで楽しかった。

一階客席を覗きこむと、前方の観客(「かてぃんず」さんたちね)がほぼ総立ちで・・・楽しそうでした。よかったね。

「かてぃん」の音楽は聴いてて楽しい。だけど、以前どこかのホールで聴きにいったとき、あまりの観客(←聴衆とはあえて言わない)のマナーの悪さにびっくりし、それ以来、生で聴くことはなかったんだけれども・・・やはり、「かてぃんず」さん、もうちょっと・・・何とか・・・ね。今回、調布国際音楽祭だから聴きに行ったけれども、やはり、「かてぃん」単独のコンサートには足が向かないな、という気になった。

これは聞いた話だけれども、金子勝子先生の門下発表会にも「かてぃんず」が来襲し、「かてぃん」の演奏が終わったら帰ってしまう人多数だったとか。その後に演奏されるピアニストさん(「かてぃん」の先輩にあたる方々)に対して失礼だという感覚は「かてぃんず」たちは持たないらしいのは知れ渡っているので、「かてぃん」さんにはぜひとも観客(←くどいようだけど、聴衆とはいわない)の指導をしていただきたいなという印象はぬぐえないままだった。

ともあれ、近場でいろんな音楽が楽しめる1週間が始まりました🥰

明日からは「かてぃんず」は来ないので、安心して楽しく聴けると思う。