聴いてきた♪ 地下練習ユニットの自主発表会

緊急事態宣言下の自主開催

地下練習ユニット、なんじゃそりゃ? ですね。 アマチュアピアニスト2名(どちらも、本業はフルタイムの責任ある仕事をされている方です)です。どういういきさつでそういうユニットが形成されたのか、私はよくわかってなかったりしますが、過去にもこのユニットでリサイタルを開催されたことがあります。それは2人で2時間(1時間×2)でした。今年の春にもそれと同じ形式で2回目を開催されようとしたのですが、緊急事態宣言発出のため「延期」となったのが今日。

ただ単に延期するんじゃ面白くない、半年延期するからには~・・・と、当初予定の1時間×2が、なんと2時間×2にボリュームアップ。

つまり、2時間のプログラムをアマチュア(何度も言いますが、出社されているフルタイムワーカーの方々ですよ?)が用意し、公開演奏するという。これは聴きにいくでしょう?

しかし、緊急事態宣言(4回目)は、ダラダラと延長され、この日も緊急事態宣言期間中ということになってしまいました。

主催者(=出演者)は、公式には中止し、事前に聴きに行く意思表示をしていた人のうち、一定条件を満たす人のみ現地で聴けるという計らいに。そして、会場に来れない人のために、ライブ配信も併用しての開催となりました。

運よく、私はその一定条件を満足していたので、会場で聴けることに。

濃厚プログラム

第1部 
 ピアノソナタ第4番 Op.7 /ベートーヴェン

第2部
 ピアノソナタ第23番 Op.58 「熱情」 /ベートーヴェン
 ピアノソナタ第12番 Op.12 「葬送」 /ベートーヴェン

第3部

 ピアノエチュード第2番 /グラス
 無言歌集第1巻より「甘い思い出」 /メンデルスゾーン
 ピアノソナタ Op.1 /ベルク
 ピアノソナタ第13番 D664 Op.120 /シューベルト
 11のオルガンコラール前奏曲 Op.122/8 「1輪の薔薇が咲いて」/ ブラームス=ブゾーニ

第4部
 アリーナのために /ベルト
 子供の情景 Op.15 /シューマン
 ピアノエチュード第1巻より第5番「虹」 /リゲティ
 4つの場r-アドOp.10より 第2曲、第4局 /ブラームス

以上、第1部と第2部を女性ひとりで、第3部と第4部を男性ひとりで演奏されました。もちろん、ソナタは全て全楽章です。

衣装も、第1部は白のロングドレス、第2部は黒のユジャワン的ミニスカワンピにピンヒール、第3部は黒の上下、第4部は白の上下 と、統一感があって、目にも楽しませてもらえました。

アマチュアピアノ道

アマチュアの趣味ピアノといっても、これってもう下手なプロを凌駕しているのでは? と思いました。今日のお二人とも、会場の20人ほどの聴衆、配信を通じてその何倍もの聴衆に「音楽」を届けてくれる演奏家でした。

アマチュアピアノ、本当にいろんな楽しみ方があります。

今日のお二人のように、ピアニストとしてリサイタルをやりきるのもひとつ。
1曲集中で何年も同じ曲を弾き続けてコンクールを極めるのもありだし。
とっかえひっかえ無謀曲に手を出して音を並べてみるのも楽しいかもしれない。

健康寿命は有限だから、できるうちにやりたいことはやりきっておかないとね。それは強く思うのだけれども、さて私は音楽とどういう付き合い方をしていきたいのか・・・どちらかといえば「目の前にある楽しいイベント」に次々に食いついているけれども、果たして本当にやりたいことって何だっけ? 

近々に、今後1~2年の予定を埋めていくことになりそうだけれども、その前に、自分のスタンスをそろそろ固めていかないとな・・・と感じた。