聴いてきた♪ 藤田真央@杜のホールはしもと

概要

日時:2021/04/26(月) 19:00~
場所:杜のホールはしもと (神奈川県相模原市)
出演:藤田真央(Pf)
内容:[振替公演]藤田真央ピアノ・リサイタル
 モーツァルト ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281(189f)
 モーツァルト ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280(198e)
 モーツァルト ピアノソナタ第15番 へ長調 K.533+K.494
 ブラームス  2つのラプソディ Op.79
 R.シュトラウス ピアノソナタ ロ短調

振替:2020/07/11→2021/04/26

・・・ということで、昨年7月予定だったのがコロナで9ヶ月も延期になってしまいました。その振替公演も、前日から東京は3度目の緊急事態宣言で、ユリコさんは「都県境を越えないで」とおっしゃってる状況で・・・。主催元に電話で確認したところ、「神奈川は緊急事態宣言対象外ですので」ということで、都県境を越えての聴衆も受け入れてくださるとのこと。まぁ、要するに、「東京で緊急事態宣言出てようと、うちには関係ないので、返金対応とか一切しませんので」とハッキリ言われてました。

ので・・・行って聴くか、チケットをドブに捨てるか、の選択。

コロナ禍では、基本、自分的(勝手に決めたw)「結界」の中で日々生息している私としては、そのエリアを出てまでも聴きにいくべきかは非常に悩ましいところでした。

しかも、ですよ。

当初予定のプログラムは、去年がベートーヴェン生誕250年ということで、オール・ベートーヴェンなプログラムだったのです。ところが、振替公演の曲目は上記のとおり。ベートーヴェンの「ベ」もありません(涙) ベートーヴェン聴きたくて買ったんだけどなぁ・・・。

ということで、当日、午後3時くらいまで、悩んでましたが・・・ 行くだけ行ってみようかと。

会場に着いてみて

よく知っている会場です。コンサート聴きにはあまり来たことがないけれど、この近くに通勤していた時期に買い物とか食事とかよく来たかな。エスカレータに乗りながら会場ホールのあるフロアに向かう・・・変わらないなぁ・・と思いながら・・・「え? 商業ビルなのに、普通の店舗が営業してる? ・・・あ、そうか、神奈川なんだ(笑)」と気づく。普通に雑貨屋とか、生活必需品以外のお店が営業してるの。人間って、行政区分を意識して生活してないから、こういうの戸惑うわね。

で、ホールのフロアに着くと・・・開場時刻過ぎているけれど、何やら行列が・・・。

入場の際の感染防止対策で、「距離をとって並び」、「手指消毒」、「検温」、チケット確認、プログラムピックアップ(入場者が一部ずつ取る)の順に、一時停止するから。

入場したところに、長机があって、そこに荷物入れ用の不織布製の袋が置いてあって「自由にお使いください」だそうです。ホワイエ内のコインロッカーが使用不可にしてあるから、大きな荷物のある人はその袋に入れて床に置いてね、ということらしい。1席空けじゃなく満席販売しているらしいから、そうなりますね。その袋に荷物を詰めるときの一時的な作業台?として、スチールラックが置いてあったのは嬉しいですね。

ホワイエのベンチは距離を取って座るように、使用不可のテープが貼ってあったりしたけど・・・いや、客席を満席販売している時点で、それ、まったく無意味だろ・・・と思った。

あと、帰り際のアンコールボードも一カ所しかなくて、そこに当然人が集まるわけで・・・「写真撮ったら、密を避けるためにすぐ動いてください」とか誘導していたけど・・・だったら、アンコールボード、もう1つ増やせばいいじゃない?

「(お決まりの)感染対策やってます」は感じたけれど、いろんな部分でアレレ?と思うところもあり、ちょっとどうかな?という気はした。

プログラム、なるほどね

今日のプログラムは、R.シュトラウスがメインなのだけれど、このロ短調に帰結させるために、前半のプログラムから変ロ→ヘ調(属調)→ロ短調(ブラームスOp.79-1)→R.シュトラウスってことなのね。全体をうまくまとめてらっしゃるプログラムの妙♪

これは、2月26日の彩の国のプログラムも、K.284(ニ長調)→K.457(ハ短調)→(今日と同じブラームスとR.シュトラウス)で、順次進行で下降していってロ短調に行くという構成だったので・・・真央くんのこだわりなんでしょうかね。 もっとも、彩の国はチケット持っていたけれど、緊急事態宣言が出ていたので(東京も埼玉も)、主催に電話したら返金対応してもらえたので、結局行かなかったのだけれど。今思えば、今日のと合わせて聴いてみると、なお面白く聴けたのかも。

で・・・実際に、今日は前半にモツソナ3曲聴いたわけですが・・・(^0^; 真央くんのモツソナは定評があるだけに、さすがうまく弾きこなしてらっしゃいます。だけど・・・やっぱり、モーツァルトばかり3曲も続けて、しかもソナタ・・・3曲で曲間の出入り込みで55分ほど。やっぱり、ちょっと長いなぁという気がした。これは、日頃、弾きこもり生活を謳歌して完全な運動不足による体力&メンタル低下しているから、そう感じたのかもしれないけれども。もともと、モツソナ祭りなプログラムのコンサートに積極的に行くほうではないので、モツソナ祭りの聴き方に慣れていないというせいもあるのだろうけれど。2曲で十分おなかいっぱい感(^0^;;

真央くん、出てきて、座ると同時に?もう第1音目を弾いているから、最初に置いてけぼりにされてる感があるのは、きっとわたしが鈍いからなんだろうな。

後半は、一番楽しみにしていたブラームスOp.79から。うん、モーツァルトの真央くんもいいけれど、どっちかといえば重厚な曲を鮮やかに弾いてくれる真央くんのほうが好みかな。

R.シュトラウスのソナタは、初めて聴いた曲です。予習していかないで聴いたのですが、聴きやすいです。そして、真央くん、鮮やかに弾き切ってくれて、圧巻。文句なしに今日のわたし的白眉はこれ。

アンコール2曲。

J.S.バッハ オルガンコンチェルト ニ短調 BWV596 シシリエンヌ
ショパン マズルカ op.33-4

帰りは非常階段からw

終演後、21:00を過ぎていたから、会場ホールのある商業ビルは営業終了(これは、相模原市はマンボウで営業20時までだから?)なので、エスカレータが使えないので、2基あるエレベータ(密を避けて数人ずつ)を待つか、非常階段を下りるか・・・で、じっと待っているのもじれったいから、非常階段でw

こういうの、何とかならんかなぁ・・・。コンサートのある日は、終演後も店内エスカレータ動かしてほしい。短時間でいいんだし。

ともあれ、やっぱり行ってよかったかな♪ 生音が聴けるのはとても幸せな時間だし。

この先、しばらくはコンサートのチケットも買ってないから・・・。

早く、日常が戻ってきてほしいものです。あぁワクチン・・・(涙)