聴いてきた♪ DuoGrace

概要

日時:2020年9月27日(日) 15:00~
場所:調布市グリーンホール 大ホール
出演:DuoGrace (高橋多佳子&宮谷理香)
曲目:
 サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より「白鳥」 (2台)
 モーツァルト :2第のピアノのためのソナタ K488より第1楽章(2台)
 ショパン:
  ノクターン 遺作 嬰ハ短調、ワルツ第4番 Op.34-2 (宮谷ソロ)
  ノクターン第2番 Op.9-2、ワルツ第6番 Op.64-2 (高橋ソロ)
 チャイコフスキー:『くるみわり人形』エコノム版(2台)

 (アンコール)
 サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より「アクアリウム」(2台)
 ラフマニノフ :?

内容

せんがわ劇場主催の「サンデーマチネコンサート +」シリーズです。日曜の昼間に、ワンコイン(500円)で聴けるコンサートですが、せんがわ劇場は演劇などにも使われるホールで、音楽専用ホールのような響きは残念ながらないのです。それに、コロナ対策での間引き客席となると・・・ちょっともったいない。
なので、今回、キャパ1300の調布市グリーンホール(大ホール)での開催となったようで、それでもコロナ対策の客席間引きで320席しか販売されなかったようで・・・。

ぶっちゃけ、客席は間引きされているのが、実は聴衆にとってはゆったり聴けるので、なかなかよかったりします。(主催者サイドにとっては採算性という課題があるのでしょうけれど・・・)
客席の疎密の程度により、傾斜料金にしてくれれば、私は「推し」ピアニストのチケット、高い席を買って聴きたいですね。



ステージに登場された瞬間から、二人のピアニストはニコニコ笑顔で、本当に華がありました。

プログラムは、コンサートの趣旨からいって、耳なじみのよい聴きやすい曲を中心に構成されているのはよかったです。
それぞれソロ曲も有名曲で、ノクターン1曲とワルツ1曲で、ワルツは「猫」と「犬」という、うまい組み合わせで、聴衆を楽しませてくれようというプログラム構成が心地よいですね。

演奏も、さすがショパンコンクールの入賞者って貫禄で、素晴らしく、例えばモーツアルトのトリルまでピタっと完璧に合っていて、ゾクゾクしました。
二人が演奏を楽しまれているのが伝わってきて、客席の自分も楽しい良い時間でした。

女性ピアニスト

正直、自分がよく聴くピアニストは圧倒的に男性ピアニストが多いです。
男性ピアニストのほうが、圧倒的にコンサートの機会も多いように思いますから、自然にそうなってしまうのだと思います。

女性ピアニストも、20代で著名コンクールで活躍される方は多いけれど、その後、海外留学される方も多いので、そのコンクール以降、パタッと聴く機会が減ってしまいます。帰国されたあとは、ピアノ講師をされつつ演奏活動をされる方もいらっしゃいますが、まったく聴く機会がなくなってしまう方もいらっしゃるのもまた現実のように思います。これはもう、ピアニストのような職業の方だろうと、民間企業の会社員だろうと同じ・・・女性のライフサイクルと仕事をうまく折り合いをつけられる人が続けられるということなんだろうと思っています。

高橋多佳子さんも宮谷理香さんも、あのショパンコンクールで入賞されたあと、現在も演奏活動を継続されていて、本当に素晴らしい女性ピアニストさんたちだと思います。
また機会を見て、聴きにいきたい方々です。