聴いてきた♪ ピアノ五重奏、2本立て

武蔵野公会堂、初訪

わたし、武蔵野市民文化会館というホールにはよく行くのですが、同じ武蔵野市内の公共ホールなのにこれまで一度も行ったことがないホール、それが武蔵野公会堂。いくつかの偶然が重なって、初めて行ってきました。

行ってきたのはこれです。


石川洋行 with Friends 室内楽の夕べ Vol.1
沈黙の言葉、飛翔する祈り

シューマンとフォーレのピアノ五重奏が2本です。

石川洋行さんって誰?と聞かれるととても困る

たぶん、一般には知られていないピアニストさんだと思います。たぶん、本業は真面目な研究者で、大学などで教鞭をとられているかたです。何年か前に、某ピアノ講師さん主催の弾き合い会でご一緒させていただきました。わたしの認識としては「音大を出ている職業ピアニスト」ではない・・・だけど、そんじょそこらの「音大出ただけのピアニスト」よりずっと上手いピアニストさんという。だって、東大ですよ・・・あの有名な「東大ピアノの会」がある東大。だけど、石川さんは「東大ピアノの会」でもないようで・・・。なんだか、「とらえどころのない経歴」(←誉めてる)のピアニストさんというのだけは間違いないです。

毎年、何かしら演奏活動をされていて、毎度案内いただく頃には別の予定が入ってるパターンで、今回もそれだったのですが・・・今回はさすがにプログラムが魅力的すぎて、別件のほうをずらして、こちらに伺うことに。

ピアノ五重奏・・・しかも、音大卒のプロの弦楽奏者たちと演奏されるんですよ。期待値爆上がり。

予想通り

チケットだけ先に受け取っていて、「当日清算でいいですからあ~♪」と言われていたので、きっと受付が混むに違いないという予想は(不幸にも)的中し、受付前には待ち行列。

チケット、もぎりされて返されたほうは小さいほうの券片。普通のコンサート会場では、切り取って回収されるほう。

あ?

これ、裏に記名して、受付で回収されるほうではないのかな? 

「あの・・・こっちを返されたら、そちらには記名入りの券片、残らないですよね?
 逆じゃないですかね(笑)」

ということで、小さい券片(記名)を受付に返し、大きいほうの券片を受け取って客席へ(^0^;;

私の前に入場した方々のぶん、どうなったんだろう?
それとも、私だけがそういうやりとりしたのかな?(謎)

演奏

ただひとこと、見事でした。

石川さんのピアノ、とっても忙しいのだけれど、「必死に頑張ってます」とか「オレ、すげぇだろ~」的なものがまったくない、とてもまろやかで誠実なピアノという印象。それは以前、弾き合い会でご一緒したときから全然変わらない。フォーレの2楽章、他の楽章に較べても、ピアノの忙しさ倍増感があるのだけれども、余裕で弦を引っ張っていってる。

しかも・・・弦と一緒にひとつの音楽を作ってらっしゃるの、ほんとすごい。ピアノの手が空いているときは、指揮されるような手ぶりもあって、音楽の表情を作ってらっしゃるんだなぁと。

あっというまに終演。アンコールは、フォーレのレクイエム。

愛知、大阪、東京

このコンサート、愛知、大阪、東京の3カ所で開催されたようです。今日のプログラムはその最終日です。でも、これで終わりじゃなくて、11月末から、同じく、愛知、大阪、東京で、今度はヴァイオリンとのデュオだそうですよ。(残念ながら、私は今度はズラしようがない予定が入ってるので伺えないのですが・・・)

下手な自称ピアニストの演奏会に行くくらいなら、私はこちらを太鼓判押しておススメします♪

チェロとのアンサンブル(シューマン「幻想小曲集」Op.73、ドビュッシー チェロソナタの他、日程によりフォーレ(11/23,12,2) または、グリーグとシベリウス(11/26、12/3) )の他、石川さんのピアノソロでシューマンの幻想曲 Op.17 もあります。先日、幻想曲の1楽章をちらっとお聴かせいただく機会があったのですが、むちゃくちゃ素敵でした♪ ぜひぜひ♪