弾いてきた♪ 「感染防止のための一律レターパック返却」

肝心の「弾いてきた♪」話ではなく、その周辺のおはなし。

某団体主催の講評付き公開演奏会

・・・日本語で書けばそうなるのだろうなぁ。全国津々浦々で、「真夏のコンクール実施時期を除き」、毎週、あちこちで開催されているイベントです。

なんで「真夏のコンクール実施時期」に開催されないかといえば、「コンクール実施時期」だからです。限りある音楽ホール、審査のできるピアニストやピアノ講師を、あっちもこっちものコンクール実施団体が確保していますから、この某団体といえど、講評付き公開演奏会にリソースを回せないのでしょう。

その反動で? この日は全国14会場で開催されたのでした。 そのひとつに私も参加してきたのでした。

参加者募集時点では

「状況により交付用封筒は後日郵送(送料は参加者様のご負担)の形にてお願いいたします。レターパックライト(370円・青)を当日お持ちいただく予定です。」と書かれておりました。

しかし、某団体のこのイベント全体の実施方針というのが7月8日に更新されており、そこには「レターパック」の文字はないのです。

はい、過去何度もこの「レターパック」に関しては、その科学的根拠をお知らせくださいとお問い合わせしているのですが、まともな回答が得られておりませんでしたが、この実施方針改訂により、もうレターパックはやめるのかと思っておりました。

ところが、10月初旬に参加票が送られてきて、それには「一律レターパック返却」と書かれておりました。

なんでやねんっ!

そこで、数か月前に重ねて質問したまま回答をいただけていないものがあったので、再度、お問い合わせしました。

すると・・・それは、本部事務局のプロパーの方にエスカレーションされまして。

詳細省きますが、科学的根拠はないと認めていただいた上で、2年前に某団体で定めた実施方針にすぎないこと、当時と現在では状況が変わってきていることなどをふまえ、コロナ禍前の状態に戻せるように某団体内部で調整中とのこと。

そして、この日については、私は当日返却していただけることになりました。
(ありがとうございます)

一気に変わってきた

そして、先週中に某団体内部でも動きがあったのだと思われますが・・・
これまで、「講評用紙は当日返却。レターパックは希望者のみ」としていたのは、ごく少数に限られているのですが、今週になって一気に状況が変わりました。

11月開催分以降は、
「◆レターパックの持参は任意になります。
郵送をご希望の方は事前にレターパックをご購入いただき、ご住所や氏名をご記入の上、当日ご持参ください。」

とか、

「感染対策のため、メッセージ用紙を後日郵送することができます。
ご希望の方はご住所・氏名を明記の上、青いレターパックをお持ちください」

というふうに、当日手渡しがデフォで、希望者のみレターパック持参 になっています!

当然ですよ・・・。

演奏前の受付場所に待機する20分はよくて、同じ場所で同じように、演奏終了後に10分ほど待機することが感染対策としてよろしくない・・・というのは、おかしな話なので。それが感染対策としてよろしくないなら、演奏前の待機もよくないはずなので、そんな狭小会場を選定すること自体がおかしな話なのです。

この某団体主催のコンペの入場券も有償販売されていましたが、それって満席販売ですよね。コンチェルト全楽章を演奏する長丁場のコンサートは満席販売(すぐとなりに他人が座っている)でも感染対策上問題がなくて、講評付き公開演奏会の講評返却待ちの10分程度を滞在する(しかもコンサート会場と違って、適宜間隔をとって待機できる)のは感染対策上よろしくない・・・というのは、まったくもって矛盾しまくり、超ダブスタなのです。

某団体内部で「何が高リスクなのか」がきちっと定められていないから、そういう矛盾が発生します。

クレーマーなのかしら?

きっと、某団体内部ではクレーマー扱いされてるんだと思います。

だけど、私の言ってることは間違ってなんかいないし、何の効果もないポーズだけの対策ごっことしかいえない「一律レターパック返却」って、誰トクなんですか?

レターパックは参加者負担。
返却日数が数日かかる時間的ロスも参加者のデメリット。(例えば、実施翌日にレッスン予定が入っているひとなどは、当日返却されればそれをレッスン時に先生に見てもらって、その日のレッスンに活かすことだってできるのです。しかしレターパックにされてしまうとそれができない。次のレッスンまでの時間的ロスを考えると、これは数日という問題ではないのです)

かたや、このイベント実施ステーションは、レターパック返却にすることで、当日のスタッフ配置を減員できて、人件費を抑えることができます。開催翌日の昼間、のーんびり、お茶すすりながら、シール貼って、封入作業をして・・・午後から夕方に近所のポストに投函に行けばよいと思ってらっしゃるのかな。これまでレターパック返却されたケースでは、郵便局の受付時刻がたいてい翌日の夕刻以降だったのです。もしも、開催当日中に投函されていれば、翌日午前から遅くとも午後早めの受付時刻になるかと。しかも、シール貼りも翌日のんびりやってらっしゃるからか、貼り間違い!というお粗末なこともありました。
唯一例外だったのは、夏のコンペで名古屋に行ったとき。この時も「一律レターパック」でしたが、封入が終わったものからどんどん郵便局に持ち込んでいただいたようで、私の演奏は14時台だったのに、郵便局の受付時刻が当日の夕方で(まだ別の部門は演奏の真っ最中です)、私の自宅には翌日の午前中に届きました。これは感動モノでした。

なので、今回、本部事務局の方にはそのこともお伝えした上で、「一律レターパックを主張されるなら、当日中に郵便局に持ち込んでいただけますか? 中央局の窓口は何時まであいているので、最終部の終了後でも持ち込めるはずです」とリクエストしたら、例外的に当日返却していただけることになったわけです。残念ながら、「一律レターパック」は、実施ステーションには何も痛みがなく、コストも削減できる「超うまー」な話だったようです。そのために、今年から参加費が値上げされたにも関わらず、世間の状況がどう変わろうと「感染対策のため」という大義名分のもと一律レターパックを死守している実施ステーションがあったのだ、というなんともモヤってしまうお話のようで。

クレーマー呼ばわりされようと、明らかにおかしいことは、やはり訴えていくべきです。少なからず、今後の「一律レターパック」廃止の動きに貢献できたのなら、クレーマー上等でございます♪