弾いてきた♪ @台東ミレニアムホール

今年はピアノ超低空飛行の年ですが・・・
法政通教の対面スクーリングが始まり(←これはこれで楽しいし、充実してるのですがw)、いかんせん、時間的な拘束が多くなり、予想どおり超低空飛行なピアノ生活です。去年のうちから決まっていたいくつかの案件以外は、新規に「〇〇祭り」的なイベントはパスの方向ですが、折よく特に選曲の制限もなくその時弾いているもので参加できるものが「念願のホールで開催される」なら参加するかなぁ?的な超受動的な態度であったりします。で、そんな機会があったものですから(笑)
弾いてきました。
私のピアノ生活の目的のひとつが「良いホールで弾く」なので、弾いたことのない憧れホールが会場だったりすると脊髄反射で参加ポチしちゃう。
今回の会場は、台東ミレニアムホール!
実は3年前に参加した台東区の第九合唱のメインの練習会場がここでして。3ヶ月くらい、毎週通ったのではないかな。その時は客席側で歌ってたわけですが(ステージ上には指揮者と伴奏ピアニストだけ)、客席で歌ってるだけでもここのホールの響きのよさはよくわかるので、「ここのステージで弾いてみたいな♪」という願望ができあがり・・・それがかないました。
誰でも気軽に参加できる弾き合い会
コロナ前までは、隔月開催されていたこの会。コロナ禍ですっかり活動停止状態になっていたので、本当におひさしぶりの会でした。隣県、神奈川での開催は去年から復活してますが・・・東京は2年ぶり?
オープンな会だし、超うまい人たちも多い中、へっぽこ(←わたしw)でも参加できちゃう敷居の低さは本当にありがたい。
演奏時間枠も短め(今回は7分枠と10分枠の2つ)なので、たくさんのひとが参加できて、多彩な演奏を「聴ける」のが楽しいのですよ。私は「聴く」のが好きな人種なのです。演奏時間枠が短いと、その限られた曲に絞って準備される人が多いから、演奏の質も高いのですよね。だから、聴いていてもあっというまに時間が過ぎていく。
長くたくさん弾きたい人には物足りないかもしれないけれど・・・私にはジャストサイズかな。
ともあれ、この会がコロナ禍から再び活動再開となったのが嬉しくてたまりません。
演奏会形式での弾き合い会
せっかくのホール開催なので、演奏会形式で実施されました。とはいえ、「フォーマル指定」はなく、あくまでも弾き合い会として「更衣室はあるので着替えたい人はそうすることができます」という絶妙な事前案内がありまして。みなさん「普段着ではないけれど、ゴージャスすぎない衣装」って感じの方が多く、さすがだなぁ~と思いました。(へへっ、私もそのへんは「読んで」、ひざ下丈のワンピースタイプのでしたよ♪)
で、肝心のプログラムですが・・・
7分枠の人が最初に、バッハから順に時代順に並び、次に10分枠の人が現代から順に時代をさかのぼるという構成で、演奏会全体としてひとつの構成が出来上がっていて、これも聴きやすい要因なのでしょう。



そんな会で、(そんなふうにプログラム構成されるとは知らず)、バッハの平均律でプログラム提出しちゃったもんだから、演奏順は最初から2番目。ひゃぁ~! これは大変。だいたい、演奏順を大まかに「どのあたり」と希望できる時には、「可能ならば真ん中あたりで」と提出することが多い私なので・・・最初のへんというのは、緊張します。
現地入りから解散まで
そんなわけで、11:30AM開演の会で、自分の出番が11:38という状況は、
・本番30分前から別室(アップライト設置)で時間枠分練習できる
・別室(アップライト)練習後は舞台袖に移動、待機
という規定の流れと
・調律終了後(10:50予定)から開場(11:20?)まで、先着順でひとり1分間、ステージ上のピアノを触れる時間がある
という任意のオプションwがあって、それを「どっちも」やっておきたいとなると、10:30には現地到着です。
電車が遅延することもなく、鶯谷から会場までの「時空が歪む」こともなく、さくっと会場入りしたあとは、もう流れにまかせて、あっというまに本番。
ステージリハの時、空調の風が譜面台に直撃し、紙楽譜がひらひら~と飛んでいきそうになったので、一応、それを舞台袖のステマネさん(出演者仲間ですよw)にお伝えしたあと、ステージへ。
ステージリハの時試したとおり、本番も譜面台をかなり倒し(←そんな角度で譜面台使ったことないし!)、紙楽譜の端を持ってきたクリアファイルで押さえて・・・と、演奏開始までにちょっと時間かかってしまったけれど・・・
弾き始めると、あぁ、もうここのホール、好きすぎる!
ほんと、弾いていて幸せなホール♪
ピアノも弾きやすい♪
あ、ステージ上の空調止まってる♪ ステマネさん、さっそくホールの方に伝えてくれたのか(感激)
・・・ということで、あっというまの7分でした。(実演奏時間は6分だけど)
もちろん、まだまだ発展途上中の曲ゆえ、大小の傷は多々ありますが、自分的には「まぁ、えぇかw」でした。(よくない・・・)
後日、録画データをいただけるそうなので、反省はそれを見てから(爆)
演奏順が早いというのは、意外に良い面もあるようで、さっさと普段着に着がえたら、客席でのんびりとみなさんの演奏を聴けるのです。いろんなお話もできたり、やはり対面でこういう場を共有できるのは良いですね。
ということで、連休前半はこの演奏会のために「ピアノ優先」を貫いた(=家族放置)ので、後半はいよいよ本格的に家族サービスという名の地獄のGWです。
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