聴いてきた♪ 中川優芽花ピアノリサイタル

さすが武蔵野市民文化会館! MCSさん!

衝撃的でした! よくぞ、こんな素晴らしいピアニストを呼んできてくださいました!
ただただ御礼申し上げます!

日時:2022年3月15日(火)19:00~
場所:武蔵野市民文化会館 小ホール
出演:中川優芽花
プログラム:
 チャイコフスキー 《ドゥムカ》 作品59
 シューマン    《フモレスケ》 作品20
 モーツァルト   ピアノソナタ 変ロ長調 K.281
 リスト      《ドン・ジョバンニの回想》 S.418

中川優芽花ちゃん? 誰それ?

ごめんなさい、まったく知りませんでした。

それもそのはず、ドイツ生まれ、ドイツ育ちだそうで、現在も留学中。当日ホールには都内の某小学校の同級生一同からのスタンド花が贈られていたので、小学校時代に一時期日本にいた時期はあったのかもしれません?

で、基本、ドイツをベースにしているから? 国内のコンクールの入賞者名を探しても出てきません。なので?国内ではほとんど無名。
だけど、2021年9月、あのクララ・ハスキルで優勝した実力者なんですって! 2007年に河村尚子さん、2017年にあの藤田真央くんが優勝しているあのコンクールです。だけど、2021年は直後の10月にショパンコンクールが開催されたものだから、ピアノ界隈の話題はすっかりそっちに持っていかれましたし、多くの人はショパンコンクールを楽しんでいたし。

ということで、まーったくのノーマークだったのかなぁ。ところが、さすが! MCSさんは目のつけどころが違いすぎる! そんなわけで、「見逃厳禁!!」なリサイタルが実現したのです。(感謝!)

しかし・・・たいてい「完売御礼」な武蔵野市民文化会館小ホールなのに、当日券が出ていたのです。もっとも、ピアノ好きな方は、当日同時刻に溜池山王に集結してらっしゃったというのもあるかもしれないけれど。

客席を見渡しても、「武蔵野市民文化会館」の常連さんとおぼしき、ご年配者が多く。若い音大生とか、見かけなかった気がする。たぶん、同世代の音大生こそ、彼女の演奏を聴いたほうがいいんじゃないのかなぁ?と思った。同じクララ・ハスキルに出場していたひとたちはさすがに優芽花さんの演奏を直接聞いているはず♪

とにかくすごい!

で、武蔵野でのリサイタルですが・・・

ステージに登場した優芽花さんは、黒(紺?)のパンツスーツに、黒のペタンコ靴。そう、パンプスですらないローファー。正直、この衣装?だと、就活学生と何が違うの?くらいな印象で。ただ、お辞儀の時からニコニコしてたのが好印象。まぁ、20歳のかわいいピアニストさんね~という感じ。

ところが第1音目から、完全にわしづかみにされましたよ、わたくし。

音が通る、芯があって、分厚く、あるいは繊細で、ものすごい音色のパレットで、身体全体で奏でる音楽は圧倒的な推進力で進んでいく。そこに聴衆はグイグイと引き込まれていく。

ステージ上の彼女は、とても表情豊かで(とってつけたような「顔芸」では全然ない!)、ハラミちゃんのようにとにかく弾くのが楽しくて~という感じ。

なんなの、これ? お辞儀していた時とのギャップが大きすぎる。(←そういうの好き)

いやぁ、もう、やられました! あっというまに全プログラムが終わり。

そして、アンコールで曲目をいう声はとっても可愛らしい女の子の声。いやぁ、あのド迫力の演奏する彼女の声がこれ? もぉ~、なに、それ、どこまでも私のツボですやん!

アンコール1曲目はハイドンのソナタ第39番?の第3楽章。さすがにクールダウンですね・・・と思ってたら、アンコール2曲目が、バルトークのピアノソナタの第1楽章( ゚д゚)ポカーン

バルトークのソナタって、アンコールピースだったんですねw

もう、好きすぎる💝

MCSさん、武蔵野市民文化会館さん、次はいつなんでしょう? 絶対また行きますから、早く次の機会をお願いいたします。

とても幸せな帰り道

最近、割と、コンサートに行ってはモヤモヤしたものを抱えて帰ることも多いのですが、この日ばかりは大満足! 一点のモヤっとするものもなく、気分スッキリで帰途につけました。

私、結構、耳がわがままなのを自覚していて。

ピアノ再開と同時にコンサート会場にもよく行くようになったのだけれど、最初の頃はいろいろと手当たり次第チケット買ってたりしては、前半終わったら帰るとかいうのを繰り返して(←当然、そういうのは二度と行かないw)、徐々にポチるチケットを絞り込んでいくようになって、とにかく最後まで客席にいることは多いのだけれども・・・それでもモヤっとすることが多い中で、優芽花さんは超格別の満足をいただけた数少ないピアニストさんです。

私の推しピアニストに追加♪