弾いてきた♪ パオラの海はゴミだらけ

ひさびさのホール演奏

公開演奏会というわけではありませんが、音楽専用ホールでスタインウェイフルコンが弾ける機会なので、いそいそと♪

年間計画的には、夏から秋にかけての超本番(公開演奏会で、もちろんドレス着る)に出す予定のリスト、その後、来年2月に1日でべとべんソナタ3点盛の予定がありまして。それを考えると、そろそろべとべんの準備に取り掛からなければ間に合いません。なので、今回のイベントをひとつの目安として、ここまでにリストをなんとか屋台骨だけは作ってしまい、ここからは秋のリスト超本番までにべとべんの基礎作りを始めることにしました。リスト超本番のあとは、べとべん3点盛で数か月突っ走ります。

そんな大雑把な年間計画上、この時期の本番(一応)はとても重要です。(念のため、コロナ都合で急にホールが使えなくなって中止になることもゼロではないので、近隣日程で別の本番予定も入れました。これは去年学んだ重要な「中止対策」ですね)

まぁ、そういう位置づけだったので。今回、「譜面台外し」の希望有無を聞かれた際、大胆にも「譜面台外し」に手を挙げたのでした。つまり、この当日までには「最低限、暗譜で通せるようになっておく」ことが目標となりました。ステージ運営として、譜面台外し希望者のみ演奏順をかためて配置されます。「やっぱり、暗譜できませんでした」で、当日になって(当日でなくても直前に)すごすごと譜面台を使いたいといっても、(主催者さんはお優しい方なので許してくださるのかもしれませんが・・・)はっきりいって大迷惑でしかありません。何より、そういうことをする自分が許せません。演奏の巧拙はともかく(←をい!)、そういう部分で自分の信用を失くすのが嫌だ。それに、ずるずると暗譜を先延ばしにすると、リストもそうだし、その後のべとべん3点盛にもスケジュール的に厳しくなるし、今後半年以上、残念な本番を繰り返すことになりそう。それは嫌です。

ということで、ひさびさの音楽専用ホールでの演奏は、譜面台外しの暗譜で臨むことに。

予行演習

とはいえ、いきなりぶっつけ本番では怖いので、約10日ほど前に、対面練習会にも参加しました。当初の予定では、この日に暗譜で弾いて、暗譜落ちした場所などを確認したうえで、今日のホール演奏会に臨むつもりでした。が、前日にエアコンクリーニングが割り込み(午後ですが、午前中はその準備で大掃除w)、そしてエアコンクリーニング中に(ピアノ弾くわけにもいかず)ネットでワクチン情報の収集に明け暮れ、翌日(つまりその対面練習会当日)は朝イチでワクチン接種券の即日発行に並び、その後2件の当初からの予定をこなし・・・で、ほぼ練習できてなかった状態で臨んだのでした。

当然、暗譜できていません。(いや、暗譜はしつつあるのだけれど、実際にピアノに向かって試せていないというか)

なので、対面練習会では、いつものiPadProで視奏したのでした。

が・・・例によって、譜めくりペダルの大失敗! この日、雨だったので履いていた底の固く厚いテニスシューズ(もうテニスしてないから、普段履きにしてる)では、譜めくりペダルの感覚がまったくわからない。ありとあらゆる譜めくり箇所で2ページ先送りしたり、前のページに戻ったり・・・その都度、止まって、「指で」譜めくりして演奏再開・・・(それを1ページごとにやってるわけで)、弾けば弾くほどメンタル落ちていくし、史上最悪の演奏でした。

そこで、固く心に誓ったのです。約10日後の音楽ホールでは、予定どおり譜面台外しの暗譜で弾く、と。

暗譜は3時間でできた

もともと、大雑把に暗譜できています。というか、暗譜しなきゃ弾けない箇所も多いです。そういう部分はかっちり覚えています。

問題は、そうじゃないところ・・・。普通に、視奏できるところほど、怪しいものです。

なので、ワクチン接種に行く日(6/23)の午前中を暗譜のための時間に設定しました。

ぶっちゃけ、ワクチン接種後、腕が痛くなる副反応は多くの人に出ているらしいし、それでピアノが弾けるのかは、かなり不安です。普通ならもうちょっと自分のスケジュールを考慮してワクチン接種の予定を組みたいところですが、今のご時世、ワクチン接種より優先すべき予定なんてあるわけがなく。しかも、住んでる自治体の予定がまるで見えないという状況では、自衛隊大手町大規模接種会場での接種機会は何としても確保したく。接種券を入手した時点で予約可能だったのは、6/23~6/27だけ。となると、一番早い日程で取るか、この音楽ホールイベントの翌日となる6/27か。で、2回目接種の予約は1回目接種の時に取れるというから、2回目接種の期間(4週間後だから7月最終週?)は、やはりなるべく早いタイミングで接種したい。8月頭に超重要な案件があるので、その時に副反応がどうとか言ってられないし。なので、1回目接種は6/23一択で選ぶしかなかったのです。

ワクチン接種日から3日間副反応が出るとすれば、6/25までダメかもしれない? そうすると、もう6/23の午前中というのが集中的にピアノが弾ける最後のタイミングになります。

怪しいところはピックアップできているので、そこを集中的に。

間違うのはきちんと覚えていないから。なぜ、覚えられないのか、どうすれば覚えられるのか? 前後のつながり、直前のどの音を手掛かりに次の音に行くのか・・・。

この時ばかりは、わたし史上まれにみる集中力に自分でもびっくりしながら、頭を使って暗譜に取り組んだかも。

前日、ワクチン副反応が消えた

6/25の朝には、ワクチン副反応の腕の痛みはうそのように消えていました。やった! 練習できるわ♪

6/23午後~6/24は、ほとんど練習できてないのだから、この「寝かせ」期間がどう出るか? ピアノに触れてなくても、楽譜だけは見ていましたし。

まぁ、ほぼ、暗譜テストみたいな感じで弾いてみたわけですが・・・自宅のピアノでも、譜面台を外して弾いてみたり。あぁ、なるほど視界が変わるし、音の聞こえ方も変わりますねぇ。これはやっておいてよかった。

まぁ、完璧にはほど遠い演奏ですが、今回の目標は「譜面台外して暗譜で最後まで演奏する」ということで、妙なプレッシャーもなく、俄然、本番が楽しみに♪

とはいえ、ステージには魔物が棲んでいますから

なんせ、これまで暗譜で演奏することは極力避けていたので(だから、そういう曲を選んでもいたし)、たまに暗譜で弾けば緊張から暴走自滅したり・・・と、ろくなことがない。そんな暗譜演奏の経験値が低すぎる私にとって、ステージで、人前で、譜面台はずして暗譜で弾くというのは、超ハードルが高いことですが、ステージに棲む魔物の餌食になる可能性はとても高く。

で、おまじないに、こんなものを(爆)

書き込み入りの楽譜をiPadProから取り出してA4 2in1の冊子にしまして。これをさらに2つ折りにして手に持ってステージに出ることにしました。紙がバラけないように、しっかり糊づけしました。(ホチキスだと、衣装にひっかけてしまったら穴あくしw)

万一、完全に暗譜が飛んでしまったら、その場で参照できるカンペです(爆) どうにもこうにも思い出せなくなって、その先に進めなくなったら、演奏途中終了して退場するしかありません。それはいくらなんでもやりたくない。最後の和音までたどり着きたい。

聴衆の人達だって、演奏途中で退場されるよりは、その場でカンペ見て演奏再開されるほうがいいんじゃないかしら? ・・・という独断のもと、カンペ持参を決行。

カンペ置き場は、ベンチ椅子の客席から見えない側にこそっと。普段、演奏会本番での椅子はトムソン椅子を指定することが多いのです。ステージ出てから椅子の高さ調整するので手間取りたくないので、サクッと高さ決められるトムソン椅子が便利だから。だけど、この日はカンペ置き場が必要で、トムソン椅子ではカンペをお尻に敷くしかなくて、それはいくらなんでもリスト先生に失礼すぎる。ので、カンペを置くためにベンチ椅子。案の定、高さ調整に手間取りましたけど、背に腹は変えられず。

本番

これはもう、自分でも信じられないのですが、まったく緊張しませんでした。

へぇ~、こんなことってあるんだな(笑) カンペの存在、大きいです。

それと、リハーサル時間(ひとり数分いただける)にピアノを触れて、さすがスタインウェイのフルコン、音楽専用ホールの響きが最高だなぁ、とうれしくなったから?

あと、曲の出だしがゆったり入れる曲なので、緊張せずに弾き始められたことかなぁ。

もちろん、随所で大事故、小事故はあります。それは現段階では織り込み済みなので、気にしない。(←気にしましょうw)

それよりは、オンラインレッスンでとても厳しく指導されていることが、私なりにできた(←と思っている)ことが大きいし、今日の録音音源はドヤ顔で提出できるかも?とすら思えたこと。

そしてなによりも、最後まで暗譜でゴールできたこと♪ やればできるじゃん。
最後のfff、いい音でホールに響いていたわ♪ 弾いてて気持ちよかった~。

で、この先は、秋の超本番まで、いくつかの本番を重ねていき、現状ゴミだらけのパオラの海が、もうちょっときれいになるように、ビーチクリーンに勤しむことにしましょう。