メトロノーム

楽器練習の必需品

・・・ですよね。

だいたいの曲って、いきなりは指定のテンポで弾けなかったりします。ゆっくり弾けないものが速く弾けるわけがない。

なので、王道の練習方法として、多くの方がやっている(と思われる)メトロノーム練習。最初はゆっくりのテンポで弾いてみて、そのテンポで弾けたらメトロノームを1メモリアップして・・・を繰り返し、じわじわと目標テンポに近づけていくというやつ。

あれをやる時に最初の超ゆっくり段階の練習にこそメトロノームが必要なんですよね。かなりじれったいし、確実に弾けるテンポだし・・・気が付いたら「いつもの(弾けない)」テンポになってたりします。

なので、あのじれったい超絶ゆっくり練習をするときにこそ、メトロノームが必要なんです。

まぁ、人それぞれいろんなやり方があるのだと思いますけれど、メトロノームなしで練習してる人って、ほぼいないんじゃないのかなぁ?

愛用のKORG電子メトロノームが壊れた

そんな練習のお供には、もうかれこれ5~6年使っているのが、KORGのMA-1という機種。(写真の上から2つめ)

♩=30~252 まで刻めて、1拍の中も細かく刻める(16分音符4つとかかなりよく使います)、拍子も0拍子から8拍子まで選べるわ、しかも音量が側面のダイヤルで自在に調整できるわで、ほんと使い勝手の良い子でした。

ちなみにその前に使ってたのが写真の一番上のKORG MA-30というもの。これは振り子の動きを液晶に表示してくれるけれど(←そんなの見ないしw)、♩=40~240の範囲でしか設定できないし、1拍の中を細かく刻めないのです。なので、ちょっと役不足感があったので、MA-1に買い替えたのでした。

それが、電池を入れてもすぐに画面が消えてしまう(もちろん音もならなくなる)現象が出て、もう寿命なのかな?と。

そこで、先週、KORG MA-2というものを(MA-1の後継機種)ポチったのです。(写真の一番下の)
MA-30とMA-1の良いとこどりをしているのだと思いますけれど(液晶に振り子が表示されるし、テンポの範囲や拍の刻みはMA-1のままだし)・・・だけど、電子音がやたらキンキンしていて、とても使用に耐えるものじゃなかった。

Amazonでポチったから、返品に応じてもらえてよかった。
かわりに、同じくAmazon でMA-1のくまモンバージョンのがあったので、見た目はくまモンかどうかはどうでもよく、とにかくMA-1が欲しかったのでこちらをポチ♪ (数日内に届くかな)

もうひとつ愛用メトロノーム

Smart Metronome & Tuner というやつ。iPad/iPhoneのアプリです。

これの何がよいかというと、特定の範囲をじわじわテンポアップする練習用に、スタートテンポ、ゴールテンポ、拍子、何小節分、スタートとゴールを何段階でアップしていくのか・・・を細かく設定できて、「スタート」ボタン押したら、ゴールするまでノンストップでじわじわテンポが上がっていくのです。なので、いちいちメトロノームの数字を変える手間なく、鬼のトレーニングが出来ちゃう♪

ズボラな私には最適です。

さて・・・最近、もっぱらiPad ProでPiascore使って練習しているわけですから、KORGの電子メトロノームなんていらないのでは?・・・と思われるかもしれませんね。

いや・・・これはもうiPadの仕様だからしかたないのですが、同時に複数のアプリを使えません。1台のiPadで、PiascoreとSmart Metronome &Tuner を同時に使えたら何もいうことないのですが、そうじゃない・・・。

となると、Smart Metronome を使いながら、Piascore の楽譜を見るには、iPadがもう一台必要になるのです。

譜面台に2台のiPadを並べるのは、なかなか抵抗があるものですw

なので、超限定的な部分練習の時は(何度もアホみたいに繰り返すので、その部分だけはもう暗譜しちゃえます)、iPad 1台でSmart metoronome だけ使います。

で、ある程度広い範囲を徐々にテンポアップしていくような時には、iPad ではPiascoreで楽譜を表示し、メトロノーム機能はKORGを使う・・・というように使い分けているのです。

どっちも、それぞれの役割があるのです。

メトロノーム練習(ゆっくり練習)ってどんなの?

少し、メトロノーム練習(ゆっくり練習)について思うところを書いてみます。

メトロノームを低速に設定して、超絶ゆっくり練習というのをやっていたことがあります。それが有効なこともあればまるで無駄なこともある、というのは最近よくわかってきました。

ゆっくりだったら、どんな弾き方をしていても弾けるのです。だけど、その弾き方が間違っていた場合、ある一定のテンポまでは弾けても、その先がどうにもこうにも弾けない、という「壁」にぶちあたります。

ただ、何も考えずにゆっくりから段階的にテンポをあげてさえいけば弾けるというのは、運がよければそういうこともあるかもしれないけれど(私に関しては、そういうラッキーはなかった)、そうではなかったとき、超絶ゆっくりからその「壁」までに費やした時間はまるっきりムダだったことに? むしろ、「使えない弾き方」をわざわざ時間をかけて体に覚えこませてしまって・・・逆効果なのでは。

そこに気づいた時、練習の手順は、やみくもに弾くことからはじめてはいけない、と思ったのでした。

速いテンポの曲を練習する時には、最初にゴールのイメージを作っておき、それをゆっくりからはじめて、体の使い方、手の使い方を、脳や体に覚えこませるための「作業」なのだな、と。

実際に鍵盤を使って弾き始める前にやるべきことは、「運指決め」。いかに無駄なく合理的な運指を考えるか。その段階で体の使い方、手の使い方も考える。その上で、鍵盤を使って、その動きを検証しつつ(直したりもして)、超ゆっくりで脳と体に覚えさせてしまう。

ここで必要なのは、(Piascoreで楽譜に運指を書き込みしますから)KORGのメトロノーム。なくてはならない必需品です。

ということで、くまモンMA-1が待ち遠しいです。