HappyBirthday!我が家のピアノくん。満5歳おめでとう!

我が家のピアノのお誕生日です。5年前の1月11日、我が家に搬入されて来た子は「見た目はYAMAHA、中身はSTEINWAY」の、この世に1台きりのカスタマイズピアノ♬

誕生秘話

当時お世話になっていた先生のお宅のピアノがYAMAHA(C3)なのに、とてもいい音がする楽器でした。当時の私は沿線上に防音部屋を借りていて、そこにレンタルのグランドピアノ(C3)を置いていたのですが、同じC3とは思えない。そこで、レッスンの時に「先生、このピアノ売ってください!」と言ってみたら、実はそのピアノには特注の部品が仕込んであると説明を受け、興味があるなら調律師さんを紹介しますよ・・・と言われたのが発端。

そこから、あれよあれよと話が進み、私が賃貸の防音部屋を引き払い、自宅に防音室を作った際にその調律師さんに来ていただき、その部屋に置くことを前提としてベースとなるYAMAHAの中古ピアノの選定・調達から、中身のフルカスタマイズまで「やれること全部やっちゃってください♪ お任せします」でお願いしたのでした。

見積金額は、ベースとなる中古ピアノの本体費用を入れたら、新品のYAMAHAのC3よりも高くつきました。紹介してくれた先生から聞いていたのは、そのベースとなるピアノ本体費用が含まれていなかったので、新品のYAMAHAより安い!と思って飛びついたのですが(笑) 中古ピアノの本体価格を含めた金額を聞いても、やはり決心は揺らがず。
(当時のYAMAHAの最新モデルを銀座に試弾に行きましたけれども・・・やはりカスタマイズピアノのほうに惹かれて)

注文書を書いてから納入されるまでの半年の間に、手付金も中間金も請求されなかったので、本当に作業してもらってるんだろうか?と不安になることもありましたが・・・(笑)

2016年1月11日

待ちにまったピアノが搬入されました。

その直前のレッスン日が2日前の土曜日で、「昨晩、試弾してきましたよ~。先に弾いちゃってすみません(笑)でも、ぼくが保証します! むちゃくちゃ良いですよっ!」と言われていたので、ますます期待が高まってました。

この日は調律師さんにはお会いできず、助手(この方も調律師さん)の方が運送業者さんとともにいらっしゃいました。

搬入・設置されたあと、助手の方が残り、いろいろ説明してくださいました。正直、詳しいことはよくわかってないですが、2日後に調律師さんが来て、現地調整、納入調律してくださるので、その時に聞けばよいかと。

早速弾いてみて、もう天に上る気持ちに。それまで使っていたレンタルのC3がかなりひどい状態のものだった(レンタル料に含まれる年1回の定期調律からもかなり経っていたので・・・)、より一層、違いがわかるというか。

カスタマイズ・ピアノ、何が違う?

こういうことをやっていただきました。

ベースモデルは、YAMAHAのC3。製造番号 380万番台の1983年製、2本ペダルのもの。他にも2台候補があったのですが、それぞれのピアノの状況をざっくり教えていただいた上で、この子に決めました。

これに下記のとおり「中身総とっかえ」していただきました。

  • 外装修復:修理、塗装
  • ペダル:2本→3本に
     これ、YAMAHAも認めているんだそうで、YAMAHAから部品調達できるんだそうです。
  • 鉄骨の改良:フレーム調整
  • 響板の改良:再設計、加工
  • 弦:レスロー社
  • ハンマー:レンナー社
  • ハンマーヘッド:スタインウェイ社
  • 鍵盤:レンナー社
  • ウィペン:レンナー社のスタインウェイ用のをカスタマイズ
     

そこに、調律師さんがお持ちの特許製品を組み込んでもらい、仕上げ?は使わなくなったネジ穴にはスワロフスキのガラス玉が入れてある(笑)

5年経ちました

大きな病気もケガもなく、ひたすら健康に育っています。

忖度を一切しない、バカ正直な子です。意識して弾けばその通り返してくれるし、気を抜いたらそういう音が返ってくる。

誰が弾いてもそれなりに聴こえる忖度型のピアノというものも世の中にはあるようですが、やっぱり、練習して上達したいと思うとバカ正直型が良いに決まっています。

そんな子ではありますが・・・やはり生まれたてホヤホヤの赤ちゃん時代は、いろいろありました。なんせ、弦を全部張りなおしているものだから、最初は安定しなかったんです。半年もするとグダグダになって、弾いていて気分悪くなるくらいで。

それが、満3歳頃からは安定して(←最初に言われていたとおり!)、良さがじわじわ出てくる感じ。

調律師さんも、定期調律(といっても、なんせ超ご多忙な方ですので、依頼出してから1~2ヶ月かかるのですけれどw)に来ていただくたびに、「どんどん良くなってきてますね」と言われます。そりゃそうですよね・・・調律師さんにとってはわが子を里子に出したようなもの? 

あとは・・・私がこの子に見合うだけの演奏ができるようになることだけなんですけどね(それが難しいw) これからの5年も、この子と一緒に楽しい時を過ごして、満10歳にはどんなピアノに育っているか、楽しみです♪