そして選曲は振り出しに

現状報告

ざっくり、11月は選曲月間、12月からは来年のイベント向けの練習開始、くらいに思っていました。そして、譜読みもしてみましたし、そのためのツール(iPad Pro)も揃えました。
だけど、11月末に決まった「五輪特措法」により、来年のピアノ活動の大きな柱のひとつと考えていたイベントにも影響が出てきたようで、選曲も白紙に戻った感じ。

具体的には、約30分の演奏枠をいただいていた「リレーコンサート」(昼前後から21時くらいまで、出演者が30分の枠でリサイタルを行うという企画)があって、私としては滅多にない演奏時間枠での公開演奏ですから、当然ながらここでのプログラムを軸に年間計画を立てるのですが・・・。

「リレーコンサート」って、休日だから成立するイベントなんですね(^0^;; これが平日となってしまったので、出演者も仕事を休まなければ参加できない人も出てくるし、そもそも、多くの出演者は聴衆を呼びにくくなってしまいました。アマチュアですから、出演者にとってはこのコンサートも「趣味」です。その「趣味」のために、家族や友人に「仕事を休んで聴きに来て」とは、普通は言えないです。

なので、出演者仲間や、自分のお客様、あわよくば前後の出演者のお客様にも聴いてもらえるようにと、どちらかといえば聴衆受けのよい選曲をベースに置こうと思っていました。だけど、開催日が平日になったことにより、自分のお客様は基本ゼロです。

ん・・・じゃぁ、別に、聴衆受けする曲とか考えなくて、マイペースで弾きたい曲を30分弱弾いてもいいんじゃないのかな?と。

現時点では、主催者からは「予定通り開催」とだけ伝えられています。形式は当初予定通りでも、自分的にはその次の大きな本番(秋にあります)に向けた試演会のつもりで設定するかなぁ・・・と思っているところで。
そこで手ごたえの感じられた曲を、秋の大きな本番に向けてブラッシュアップしていくきっかけというか、マイルストーンになればなぁ・・・と。

でも、「リレーコンサート」のまま実施ということになれば、前後の出演者のお客様が聴いてくださることも考えられるので、あんまり変なプログラムにもできないなぁ・・・とか。

悩ましいところです。

最大多数の最大幸福

そもそも、私のピアノ生活では「最大多数の最大幸福」というのを考えています。来年1年に限ったことではなくて、残りの人生、どういうピアノ生活をしていきたいか?ということで、その基本方針というのがこれ。何年も前から、ことあるごとにどこかしらで言ったり、書いたりしてきたこと。

ここでは初めてかもしれないので、少々解説めいたことを(笑)

最大多数

これはもう、この世の中にはほぼ無尽蔵なくらいのピアノ曲があります。そのすべてを弾きつくした人って、ピアニストでもどうなんだろう?と思うくらい。そもそもこの世の中にピアノ曲が何曲あるのか、正確に知っているひとはいるのかな?

そんな状況はピアノ愛好者としてはすごく嬉しい。ただ、絶対に言えることはその全部を弾きつくすことは無理だとしても、せめて、ピアノの定番曲(たとえば、全音楽譜出版社から出版されているピアノ曲に絞ってでも)ならば、1曲でも多く弾いてみたい。

「最大多数」のために、テーマ縛りの弾き合い会などがよいきっかけになります。ここ数年で、ドビュッシー、シューマン、ブラームス、リスト、モーツァルトなど作曲家縛りの弾き合い会や、「泣ける曲」「お国めぐり」といったざっくりしたテーマの弾き合い会とかもありました。その都度、必死に曲を探して弾いて。今後もそういうイベントの機会は積極的に参加していくことで、おのずと視野が広がり、いろんな曲に接する機会があるでしょう。

他方、そういう機会とは別に、自分でテーマを設定して地道にやっていく路線も並行して進めていければよいなぁ・・・と。そろそろこれを始めないと。

最大幸福

これは、私的に最大限満足できる程度に仕上がって、ステージで弾いて「幸せな時間でした」と言える機会が1回でも多く、1曲でも多くできるといいな、ということ。

それには、年に何回かは、公開の人前演奏の場で弾く機会(できれば、しっかりステージ衣装も着て)を設定して、そこに照準をあわせて、厳しいレッスンを受けてしっかり練習を積んでいくことが大前提。

ついでに、同じステージで演奏したピアノ仲間と打ち上げの場で讃え合う。美味しいお酒とごはんで、みんなで幸せな時間を共有すること。(この部分については、コロナが終息するのを待つしかないかな・・・)

「最大幸福」のためには、やはり、全幅の信頼をおかせていただいている先生に選んでいただくのが良いように思えてきます。「幸福」になるためには、自分の力量を把握していただいてる先生のお見立てが一番良いに決まっています。本番の日程、趣旨などをお伝えすることが大事だな・・・と思います。

その実践のために

「リレーコンサート」は、当初は「最大幸福」のためのイベントとして設定していたのだけれども、どうやら私の中では「最大多数」のためのイベントとしてとらえて、再考したほうがうまくいきそうな気がする。

プログラム案1:「赤い激流」ごっこ

水谷豊主演の約45年前のドラマ「赤い激流」3点セットを並べるプログラム。

  • ベートーヴェン ピアノソナタ第17番「テンペスト」第3楽章
  • ショパン 英雄ポロネーズ
  • リスト ラ・カンパネラ

プログラム案2:受験生ごっこ

生まれ変わったら音大行ってピアニストになりたい・・・だから、今世のうちから功徳を積んでおくプログラム。

  • J.S.バッハ 平均律(任意の1曲、プレリュードとフーガ)
  • ショパン エチュード(任意の1曲。ただしOp.10-3,10-6,25-7を除く)
  • ベートーヴェン 任意のソナタの第1楽章または終楽章

・・・いやはや、こんなあさっての方向にばっかり考えがいくので、一向に決まらないのだなぁ(苦笑)

さて、こんな「赤い激流」ごっこ、受験生ごっこ なプログラム、「リレーコンサート」では、やりづらさ満点ですが、試演会ならやったもの勝ち感がありませんかねぇ?

・・・ますます選曲の森の迷子になりました。