弾いてきた♪ バッハ縛りの(私的には)「弾き合い会」

というか、正式名称は「日本バッハコンクール」というのですが・・・

編曲モノ以外で、バッハのオリジナル作品なら何でもOKというコンクールで、ちょっと前からフランス組曲を弾いているので、まぁひと段落つける意味でも、ここらで一度アウェイな場で弾いて終わりたいな~、くらいな軽い気持ちで参加申し込みしたのでした。

一応、事前に、前年までの結果を見て、予選は通過率50%(部門の参加者が奇数ならば切り上げで)というところまではわかったのだけれど、他にはあまり情報もなく・・・おこちゃまの部は課題曲があって、その選択率とか、全国大会終了後、総括が出されているのですが、一般部門はあまり情報がないままエントリー。(他に現在弾いているバッハないし・・・)

1週間ほど前に、参加票が送られてきて、それによると自分の参加する部門は7名の参加ということがわかる。ということは予選通過は4名か・・・。

当日

コロナ対策のため、受付(1階エントランス)で、参加票確認、プログラム受け取り、検温、手指消毒をし、会場フロアにエレベータで向かう。
会場フロアといっても、雑居ビルの1フロアで、エレベータ降りたところは階段の踊り場でもあり・・・という状況で、その踊り場に、時間が来るまで待機させられる。(はっきり言って密でした・・・)
その後、会場ホール前の待合場所に誘導され、簡単な説明を受ける。
ここでもう一度、手洗いと手指消毒を指示されるが・・・手洗いも狭いし・・・。

そして、プログラムを眺めて・・・お・・・終わったな(爆)

7名のうち4名が、平均律かそれ以上に長くて音符密度の濃い曲をエントリーされていて、残り3名と明らかに「違う」感じなのだ・・・。あぁ、もう予選通過の4名はこの人達なんだな・・・と直感する。
そうか、このコンクールは、そういう曲でエントリーしなきゃ、勝負(って言い方がどうなのかw)の土俵にものらないんだな・・・と。

実際、その4名の方々は、このコンクールの全国入賞歴のある人とか、バッハの課題を含む他のコンクールでも本選進出する人とか・・・なんというか、コンクール常連さんなのである。

そういうところで、仮に(←ないけどw)、完璧にフランス組曲を弾いたところで、勝ち目はほぼない。

こういうコンクールに、はなから土俵に乗らない選曲でエントリーするっていうのは、わざわざ課金してまで、自分ではない誰か他の人の予選通過枠を広げるだけなんだわ。
もしも、自分が参加してなかったら、参加者は7名ではなく6名で、その場合、予選通過枠は3名になる。
ということは、そのガチ勢4名のうち落選が確実に1名出てたわけです。もっといえば、そのガチ勢4名しかエントリーしてなかったら、予選通過枠は2名で、4名のうち2名は落選だったのでしょうし。

なんか複雑な気分。

本番

ということで、会場に入る時には完全に戦意喪失、モチベーションはダダ下がり・・・という状況で、本番が始まる。
事前に「無観客で実施」と知らされていたが、会場の運営としては、部門ごとに入れ替え制だったので、自分の部門だけは他の人の演奏を聴いていてもよいということで、もう、これは「バッハ縛りの弾き合い会」だと思うことにした。

演奏順としては、
1、2(私)、3(ガチ勢)、4(ガチ勢)、5(ガチ勢)、6(ガチ勢)、7
という順でしたが・・・

この部門って、楽譜見てOKで、それによる減点はないってことなのですが・・・
ガチ勢さんたちはみなさん暗譜で臨まれている。
ものすごくわかりやすいわ。

自分の演奏が終わったら(まぁ、そんなこんなで、集中は切れてて、傷もいくつか)、あとは聴くだけ。

あぁ、さすがにガチ勢さんたちはすごいな・・・。と思ってたところに、やはりステージには魔物が住んでいるようで・・・。

結果は、ガチ勢3名と最後に演奏した人が予選通過。

よい経験になったかも

コンクールって、最終的に入賞した人の「名前」は公表されていることが多いけれど、そこで何の曲が演奏されたかという情報は、おそらく多くのコンクールで公表されていない。

ので、参加するかも?と思うコンクールは、事前に偵察(プログラムもらいに行く)するのだけれど、今回のコンクールは昨年までに事前偵察しに行ったこともなく、全国出場された人の演奏を別の場で聴いたことはあったりしたけれども・・・コンクール自体の全貌がよくつかめていなかったので、丸腰で参加した感じ。

事前の偵察は大事です(^0^;;

ということで、特にバッハの曲(大曲)を集中的に弾く予定もないので、来年以降は参加しないと思うけれども。バッハの大曲を弾くことがあれば、その時には参加したいかも・・・とは思うけれども。
平均律では参加したいとは思わないな・・・。

鬼の速さで届く講評用紙

一晩経って、もう届いた採点表(講評用紙)にびっくり。事務局さん、早い! さすが手馴れていらっしゃるのだなぁ・・・。コロナ対応で郵送になっているものは多いとは思うけれど、翌日に届くというのは感動ものです。

やはり、講評用紙はすぐにでも見たいものですからね。

内容としては、好意的な講評を書いてくださった審査員が2名と、改善点を具体的にアドバイスしてくださった審査員が1名でした。これは、正直なところ、非常にうれしいものです。

ということで、いろいろ収穫はありました。
参加してわかったこともあるし、得るものはあるもんだなぁ・・・と。
(懲りたので、来年はもう出ませんけれどw)

講評用紙をスキャンして先生に提出したところ、当落よりも「好意的に聴いてもらえるかが大事」とのことで、はっとする。確かに………(猛省)

好意的に聞いてもらえてるのは、最近の上達の表れとも。

先生にそうコメントもらえるだけで、嬉しい。。。