選曲祭り① 弾きたい曲って?

たぶん明日以降もしばらく続くので、とりあえず①としてみる。

自分の健康寿命とか、「老い」のステージとか・・・そんな現実を突きつけられている昨今、ピアノが弾ける時間は有限だということをこれまで以上に考えてしまうので、これから弾く曲は吟味しなきゃいけない。
そこで、いつも以上に真面目に選曲期間をとっている。

そもそも、「弾きたい」曲は

無数に存在するピアノ曲。到底、全部を弾くことは無理。

「弾きたい」と思っている曲だって、実は、勝手に「無理」と決めている曲を除外してのものだから、自分の技術レベルが上がれば、もっと素敵な曲、カッコいい曲も射程圏に入ってくるのではないか?という思いがある。

なので、現段階での知識や技術を基準にした「弾きたい曲リスト」は、実はあんまり意味がないように思っている。かつては、その「弾きたい曲リスト」を作って、それを消し込んでいくことも考えたけれど、それとてキリがないし、そこにこだわってしまうと、むしろ視野を狭めてしまうかもしれないし。
なので、過去に作った「弾きたい曲リスト」はあるけれど、それを今ざっと眺めてみても、おそらくそれを最初に作った段階に較べて(亀の歩みではあるが)技術は向上している現在、「なんでこんな曲入れたんだっけ?」「これに時間をかけたのはもったいなかったかな」と思う部分もあるのが現実で。

なので、これからも「弾きたい曲リスト」は維持管理していくけれども、見直しのタイミングで削除してしまう曲もあると思う。(ある!) そして、実際には、せいぜい年間数曲程度しか弾けないのだから、毎年、「来年はこれを弾く」を決めちゃうのがよいのかな・・・と思っている。

技術課題


現在の技術で弾ける曲というのは、真面目に練習すれば(プロのピアニストのようには弾けないけれども)自分的に納得できる程度には仕上げられるようなものとすれば・・・結構ある。ところが、そこで満足できてれば問題ないのだけれど、困ったことに私が弾きたい曲というのはそこにとどまらない。
悲しいことに、技術的に「弾けない曲」というものがあって、それを克服すれば、一気に選択肢が増える。

先日、ピアノ仲間と「スクリャービンの曲って、弾きたいと思っても、楽譜を見て、3秒でそっと閉じちゃうよね」という話をしていたことがありまして。

具体的に言うと、左右でかみ合わない奇数連符です。

例えば、スクリャービンのエチュード、Op.8とかOp.42って、超憧れ曲なのです。
Op.42-1とか、テンポはPrestoで、「右手3(×3):左手5」なわけですが・・・これ、現在の私では弾ける気がしません。
例えばこういう曲をどうやって練習していけばいいのか?

「1音符3秒から」の超絶ゆっくり作戦に持ち込むまでに、どうやっていけばよいの?と。
こういうのが弾けるようになれば、一気に弾ける曲が広がるような気がする。

例えば、「右3:左2」とか「右4(2):左3」などは、できるわけです。ソナチネアルバムとかでも出てきたし、超有名曲な「幻想即興曲」とかでも。
片方に偶数があれば、慣れでいけます。そういうのは今は難しくは思わないから、曲中にそういうのが出てきても平気なのです。

ここは一歩前進して、「奇数:奇数」の連符を練習したいな・・・。
もちろん、スクリャービンのエチュードを、指定のテンポですぐに弾けるようにはならないけれども、チャレンジしてみて、練習の仕方を覚えるというか。

これをやってから、来年の曲を決めてもいいかな・・・と思ってる。

(続く)