雑記:ヘバーデン結節

先日、ごはんを作りながらTVをつけていたのだけれど、画面の中で「節くれだった指を治療するのに、1本45万かかる」と発言されている女優さんがいた。
おや?と思って画面をよく見ると、なるほど、第1関節が赤みを帯びてるし目立っているし。正確な病名とかは言われてなかったけれど(医療系の番組じゃなくて、バラエティでした)、指の状態・・・見た感じは、私の指の状態とも似ていた。

ヘバーデン結節かしら。

私のヘバーデン結節

最初に発症したのは、2003年。だから、かれこれ17年のお付き合いになる。

ある夏の朝、起きたら両手がこわばっていた。
グーパーするのも支障がある。

だけど、昼頃にはこわばりは少しマシになっていたし、日常生活にも支障がなかった。
しかし、それはまた翌朝やってきた。その後の経過も1日単位では同じ。夕方にはほぼこわばりはなくなっていたのだけれど、朝になるとまた・・・の繰り返し。

さすがにこれはまずいと思い、近所の整形外科に行く。
レントゲンを撮られるが、特に異常もないので、「できるだけ手を使わない生活をしてください」と言われておわる。ほぼ気休めの湿布だけ出された。

それでも、1週間もすると、まったく気にならなくなった。

ところが、その年の晩秋・・・チクチクする痛みが生じた。場所は左手人差し指の第一関節。PCのキーボードを打つのにもいちいちズキズキした痛みがくる。そこでまた別の整形外科に行く。レントゲンを撮られて、「変形関節症」と言われた。

気休めの湿布を出されても、針を刺すような痛みにはまったく効かない。
なので、通院はやめた。

そのうち、第一関節に水疱が出来た。最初は何がなんだかわからなくて、かきむしってみたりした。ところが、これは厄介で、ちょっと押したらすぐにつぶれる普通の水ぶくれとは違って、結構ガンコなのです。なので、水ぶくれのように、針でつついてみても、水が出てつぶれるようなことはない。 針で穴をあけて、周囲からギュッと押し出すと、ドロドロの粘液がダラダラと出てくる。

そして、その傷口は普通のかすり傷のようにかさぶたがすぐに出来たりしない。何日もずっと開口したまま粘液が出る。その間、バンドエイドで傷口を保護するしかない。2週間くらいそれを続けると、さすがに傷口もふさぎ、ひと段落する。

・・・これが、左右の人差し指から小指まで(ピアノの指番号で、2から5番の指、左右計8本)じわじわと順番に広がっていく。

最初に発症したのが2003年で、おそらく2010年頃までには全部に広がった。

その水疱は繰り返しできるし、水疱が出来ていない時も、発症した指の第一関節はランダムに痛む。ピークの時は、左右の人差し指~薬指(ピアノの指番号で、2~4番)がすべて痛んだし、どうせ整形外科に行っても湿布だけで「手を使わないように」としか言われないのだから、通院することもなく、サロンパスを縦に細く切って、それを痛む間接に巻き付けた。

★注意★これは私のやってたことで、おすすめしません。ちゃんとした専門医の指導を受けるべきでした。

当時、まだ在職中で、日常的にPCを使っていたから、湿布のような厚みのあるものは動きを妨げるし、すぐ剥がれてしまうので私には向いていないというのもあった。

サロンパスならドラッグストアで安く、簡単に手に入るし、あの薄さが、関節の動きを妨げないので非常に好都合だった。手を洗うたびに張り替えるのも手軽にできるし。

そうこうして、2011年頃には落ち着いた。

その時には、8本の指の第一関節はすべて変形していた。

ちゃんと通院していれば変形せずにすんだかもしれないけれど・・・当時の私にはそんな余裕はどこにもなかった。夫は単身赴任していて、フルタイムで激務の仕事をこなしながら2010年のムスメの中学受験。自分のことなんて二の次だったし、考えられなかった。

見れば見るほど、不細工な指だわ。

だけどね・・・これは、懸命に生きていた私の勲章だと思うことにしている。そして、何の負い目もなく、これからは自分の好きなことをやっていいんだという免許証だとも思っている。

しかし、1本45万かぁ・・・。

それで、指がキレイになるなら、やってみたい気もするけれど・・・

ピアノ演奏に影響があると困るな。

もうちょっと、調べてみようか。