雑記:ニーズとシーズのマッチング

ニーズとシーズが一致したとき、両者はとてもハッピーになれます。
お客様の求めるものを提供して、Win-Winになるというのは、ビジネスの世界では理想の姿。そんなことを考えながら長く会社員生活をしていたのだけれども。

これって、ビジネスの世界だけでなく、どんなことにも当てはまるのではないかな?という気がする。

たとえば、ピアノのレッスンでも。



特に大人の趣味ピアノは、いろんな人がいろんな形で楽しんでいる。
超ガチなハイレベルのコンクール入賞を目指すような人には、試験やコンクールを経験してきてらっしゃるピアニストさんや高名な先生について学ばれているケースも多いと思う。逆に、ゼロからのスタートの人がいきなりそういう先生につかれているケースは(ゼロではないでしょうが)レアだと思う。

その時点での経験、志向などにあった先生とレッスンを続けられると、幸せですよね。

逆に、その時点での自分自身と、先生の方針なんかがミスマッチしていると、どちらかが我慢を重ねることになるし、結果、レッスンは続かなくなると思う。
「思う」じゃないな・・・実際にあった話、過去に、私はこのパターンで、レッスン無期限お休み(再開の見込みなし)という黒歴史があるから(^0^;;



大人の趣味ピアノって、レッスンと教室発表会というのが基本になると思うけれど、多くの人はピアノサークルのイベントで弾いたり、コンクール(いろいろある)に参加したり、と結構忙しい。
この時、何が大事かっていえば、そのイベント当日までに、そのイベントで割り当てられた演奏時間枠にプログラムを収めることが最重要なのです。品質は、その上でのベストエフォート的な・・・。もちろん、自分なりにできる限りのことはしますけれども・・・何分、イベントというものは次から次に決まっていくものでして、「忙しい」わけです(^0^;; 

そうした大人ピアノの事情を汲んでいただける先生だと、うまくいく。
でも、先生のほうに確固たる方針があって、それが揺らがない場合・・・大人の趣味ピアノ事情とは相容れないこともある。
例えば、もうイベントが2週間後に迫っているというのに、レッスンでは最初の数小節だけで終わってしまうとか。こうなると、レッスンで扱われない、最初の数小節以外の部分を自力でやるしかないし、場合によってはそれをフォローしてくれる別の先生を探すことになったりもする。

どっちが悪いということもない。
ただ、その時点でアンマッチだったのだな・・・ということにすぎない。

ピアノという楽器は非常にメジャーなので、先生はたくさんいらっしゃる。
その中で、自分が「この先生の演奏が好き♪」と思えて、レッスン内容が自分の志向と合っている先生を探せばよいだけのこと。

・・・うん、そういうことです。

その黒歴史のあとにご縁をいただいた先生とは、非常に楽しいレッスンで、少なくとも私にとってはこれ以上ない理想の先生です。
あの段階で(あまり良い形ではないにせよ)その苦しいレッスンから自由になれたからこそ、今の先生に見てもらえることにもなったともいえる。

もしも、今、レッスンがつらいな・・・苦しいな・・・と思ってらっしゃる方がいれば、
どちらかが一方的に「悪い」のではなくて、ただ単に、ニーズとシーズがミスマッチなだけ。
それは自分の志向が明確になったということでは。

つらくて、苦しいレッスンを続けるのも、思い切って自分の求めるものを探すのも、自分の判断で選べるのです。子供じゃないのだから、親の意向なんて関係ないんです。