国も都も一般市民を見放した

注目すべき数字は「調整中」と「自宅療養」

コロナ、猛威を振るっています。

予想どおりというか何というか。

昨年12月に、わたしはここでこういうことを書いておりまして。ただ第3波も感染者数は多かったけれども、年始にほどなく落ち着きました。

現在、第5波といわれていますが、遂に、最悪の展開となりました。

「原則、自宅療養」

はい。つまり、もう入院などというのは、はなっからあきらめてくれ。なけなしの食料(非常食級のやつね)は送ってあげるから・・・でも、自分で何とかしてね、ってことですよ。

一般市民は、国に見放されました。

そういうことです。

第3波の時にも、いくつか事例があったようですが、入院待ちしている間に自宅で容態急変して亡くなられるケース・・・これは、第5波で、さらに増えるでしょう。

自宅療養なんて、「療養」なんかじゃない。誰にも管理されなくて、放置されるだけ。療養施設に入れれば、まだ、定期的に容態チェックとかあるでしょうが、それもないでしょう。

孤独死激増、何か月も経ってから発見されるとか・・・嫌すぎますが、実際、起こりうることだと思っておかねばなりません。

ワクチン政策の大失敗が招いた現状

はっきり言って、無能な現政権の失政による人災だと言えます。

ワクチンが最後の切り札だったのに、それを、コロナを軽視する現政権が、コロナ終息よりも選挙を優先したがための大失策。

65歳以上の高齢者に率先してファイザーを接種し、その間、現役世代(学生含む)はテレワーク、オンラインで人との接触を制限され、あるいは丸腰で出勤する。

ここで、為政者なら、冷静に「国の将来」を考えて判断すべきだったのです。

人間は例外なく年を取ります。

現在の高齢者、30年後は、ほとんどが天寿を全うされているでしょう。これから子供を産むこともありません。多くの方は仕事もリタイアされて、年金を受給し第二の人生を楽しんでいらっしゃる。

現在の20代の若者は、コロナが終息すれば、これから子供を産み育てていく世代。この先何十年も働いて、社会を支えていってくれる人たち。

今、少子化が大問題になっているのだし、どう考えても20代の若者を最初に守ることが、コロナ後の社会を見通しても必要になります。

今の学生、特に、去年、学校を卒業した人は卒業式も中止でした。去年の新入生、入学式だけは1年遅れて実施されたかもしれません。今の短大、専門の2年生というのは、まともな短大、専門学生としての生活をほぼ経験しないまま、今年就活し(それもオンライン?)、来春卒業するのです。

春先からのワクチン接種、高齢者よりも、18歳~22歳くらいのを優先すべきだったと思います。学生だったり、高校卒業後、社会に出たばかりの若手社員。高齢者の総数に較べたら、何分の一なのでしょう? 人口推計をみても、ジャストで18~22歳の人数は出てきませんが、およそ600万人くらいでしょうか。対して、65歳以上の高齢者は、3600万人以上いらっしゃる。

先に、若者を優先してあげていれば、学生は対面授業は継続できて、社会人も安心して通勤できた。

「路上飲みは禁止」とか、若者の行き場を封じるばかりで有効な手は打てないのだから、彼らにワクチンを接種していれば、飲食店への営業自粛などせず、飲食店をしめつけたがゆえに路上飲みする若者を追い払うための灯火管制をしたり・・・と、もうバカバカしいだけで効果なんてこれっぽっちもない施策に走り。

例えば、新宿やら池袋やら・・・そんなところの居酒屋の客層って、会社員やら学生でしょう? 学生から順に、若い人から順に接種していけば、飲食店はこんなに締め付けられることもなく再開していたのでは。

そして、アストラゼネカ?

ちょっと前まで、「アストラゼネカ製のワクチンを海外に無償提供」などと報道されていました。

「あぁ、ファイザー、モデルナと抱き合わせで買わされていたんだな」と思っていました。あくまで、国内で使用するのは、ファイザー、モデルナの2社のmRNA型のものという指針は絶対だから、それを確保するために、アストラゼネカのも買って、でも国内では使わないので海外に提供していたんだろうな、と。

それが、ここにきて一転。

「40歳以上にアストラゼネカを承認」

ワクチン供給が、本当にキビシイのだな、と思いますが・・・。

だったら、こんな炎天下(だけじゃなく、台風も、大雪でも)ほぼ出歩かない高齢者(しかも30年後には天寿を全うされる)にこそ、アストラゼネカを優先接種し、貴重なファイザー、モデルナはやはり現役世代(しかも若い世代)から順に接種すべきだったんだと思います。

高齢者(だけ)を優先したワクチン接種の顛末がこれです。

どこまでも私利私欲だけ、選挙だけの最悪の政治です。ツケは全部、一般庶民に来ます。

アストラゼネカ(効果もファイザー、モデルナが95%程度なのに較べ、70%とかなり低い)でもいい、という人はともかく、「あるうちに」ファイザー、モデルナの接種予約を取ったほうがいいですね。もちろん、ワクチンの副反応やら未知の影響などなどを懸念して「様子見」される主義の方はそれでいいと思いますが・・・、ワクチン、打たない選択肢はもうないと思うので、できれば、ファイザー、モデルナがあるうちに。

ファイザー、ほんと貴重品かも?

ご高齢者さまにもれなく接種されたファイザー、ここにきて、ますます供給が厳しくなったようで。

自治体の接種計画を見て、愕然としました。

自治体の個人医院での接種予定ですが、以前は1日30枠だったのか、1日21枠に減っています。これはどういうことでしょう? あれですよ・・・。 ファイザーって1瓶で6回分とれるという話だったじゃないですか? なので、1日あたり5瓶の割り当てが各医院に予定されてたはずなのに、「21枠」ですよ? 21というのは6の倍数ではありません。 そう、特殊な注射器を使えば、1瓶で7回分とれるというのがありました。 つまり、21枠というのは、3瓶ってことです。 当初予定5瓶の入荷予定が3瓶に減っているのです。

これは現時点でそうなので、(それも、悪質なことに、その実施計画表というのが、更新日付もバージョンも書かれていない! こそっと書き換えて置き換えられるわけです)、今後さらに、1日「14枠」になるのかもしれません。

遅々として進まない現役世代への接種。

これは、やる気があって実力行使できる自治体と、やる気がなくていわゆる「お役所仕事」しかしない自治体とで、ものすごく差がある部分ではありますが・・・。

とにかく、万難排して、接種予約とることを頑張るしかない。

(私は頑張ったよ・・・6月に。ワンチャンスを逃さず、接種券ゲットしたから、自衛隊の予約がラクラク取れた)

期間限定の猶予時間

その、ワクチンも、2回目接種後2週間後をピークに効果は薄れていき、2回目接種の3ヶ月後には元の木阿弥らしいです・・・。ということは、ワクチン2回接種できた人は、順に、「期間限定」と割り切って、これまでの自粛生活中にかなわなかったこと、あきらめたことをやるべきなんじゃないかな。

ここは「自粛」するところじゃない。

3回目接種なのか、定期的にブースト接種していかなきゃいけないのか、それもまだわからない。そもそも、2回目接種すらまだの人が圧倒的に多い状況で、その話は検討すらされていないのではないかと。

だからこそ、ワクチン2回打ったあとの「期間限定」が、また近いうちにあるのか、あるいはまた当分長い長い「自粛」期間が続くのかわからないからこそ、大事な時間だと考えていいと思う。

ユリコさんは「都県境を越えるな」と言ってくれるけど、では

一般市民は、いったいいつまでこんな生活を強いられるのですか?
為政者に、明確なプランはあるのですか?
コロナに罹っても、「自宅療養」という名の見殺しをするのですよね?

もう、お願いばかりは聞いてられないの。

ワクチン2回打ったあとの貴重な時間、過ごし方は自分で決めますね。

効果が切れる頃には、言われなくても、また「結界生活」しますので。