朝ドラ「エール」完結からの・・・

最後まで見た朝ドラ

朝ドラは既に120本以上作られているようですが、その中で私が最初から最後まで脱落せずに最後まで見たのは10本もあるかないか?(きっと、ないw)そんな中で「エール」は音楽モノということもあり、主人公のモデルである古関裕而という作曲家への興味から、さらに脚本の妙、演出、演技・・・何もかもが良かったので完走できた。
明日から「エール」ロスです。いや、もう既にロスが始まってるので、こんな記事を書いていたりするのですが。

古関裕而作曲の校歌

さて、「古関裕而という作曲家への興味から」と書きましたが、その大きな理由が、卒業した中学校の校歌の作曲者がなんと古関裕而そのひとだからなのです。
なので、「エール」が始まってから、何度となく、その校歌の楽譜を探しているのですが・・・見つからない(泣)

普通、学校の公式サイトなどには、校歌の歌詞とか楽譜とかが掲載されているものですが、京都市立の学校なので学校の公式サイトは自治体共通の様式で、学校概要のようなページが見つけにくい。(たぶん、掲載されていないのだと思う)

記憶によれば、当時の生徒手帳には校歌が掲載されていたのは覚えているけれども、そんなもの、卒業して40年も経っていれば行方不明です。

それでも、卒業アルバムに掲載されている歌詞(これも不思議なのだけれど、歌詞と作詞者名の記載はあっても、楽譜と作曲者名は掲載されていないのです)を見れば、校歌は歌えるのです。

五線紙に書き出してみた中学校校歌

iPad Pro の出番です。Piasoreには五線紙(白紙の)もあって、そこに音符を書き込んで、手書きの楽譜を書くこともできます。
ので、とりあえずC-durで書き起こしてみました。
実際の調性は不明なのだけれど、C-dur周辺の調だとは思う。これ、5度も上がったG-durなら普通の人には歌えませんもの・・・。


(著作権とかよくわからないので、とりあえずボカしてみた)

たった20小節のごくごく短い曲なのだけれども、簡潔に、でも、歌いやすく書かれているんだな・・・と、実感する。基本、順次進行は跳躍は4度までにしてある。たぶん、校歌ってことを考えて、歌いやすさを考えてあると直感した。曲の最後で学校名をコールするところだけ、フレーズの最初で(その前のフレーズの最後から)6度上がってからの下降で解決して終止する。

  • 1母音に基本1音で、動く場合は2度
  • 歌いやすい音域

やたら難しい小学校校歌(非・古関裕而作曲)

ちなみに、小学校の校歌というのが、非常に難しいのですよ。これも同様に歌詞を頼りに、記憶から五線譜に書き出してみたけれども・・・。

  • アウフタクト
  • 一つの母音の中で動く音程(4度、5度)
  • 跳躍音程の連続(4度上昇→6度下降→2度下降→4度上昇)
  • 音域が広い(最低音から最高音まで1オクターブ+4度)
  • その広い音域の一番下から一番上まで1フレーズで上がる

校歌とは?

中学校と小学校の校歌を較べてみたら、明らかに、「校歌」として出来が良いのは中学校(古関裕而作曲)のです。断言します。メインの歌い手は、その学校の生徒なのですから・・・。
どんな人かは知らないけれど、小学校の校歌を作曲した人は、音楽的な教養はものすごくあったのだと思う。だけど、歌い手のことは考えていないのでは? 跳躍だらけのこんな曲を、小学校の1年生が歌えるんだろうか? ちなみに、私は今でも完璧に歌える自信はない(苦笑)こういう不幸な(笑)卒業生を生まないためにも、作曲家の先生方には、ぜひとも「歌いやすい」校歌を書いていただければ・・・と懇願する次第w

結論

古関裕而さんは、校歌ひとつにもいろんな配慮をされている作曲家さんでした。
(え? それだけ?)